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茶在天地 道通人間
(茶は天地に在り 道は人に通ず)

茶禅草堂オンライン教養講座
人はなぜお茶を求めるのか?
 -The secret of TEA story-

茶禅草堂オンライン教養講座
人はなぜお茶を求めるのか?
 -The secret of TEA story-


人はなぜお茶を求めるのか?

私たちはなぜ、お茶を求めるのでしょうか?
古(いにしえ)の時代から、飲まれ続けてきたお茶。
天地の恵みをうけた一葉は、人によって命を宿し、
時代時代で人間の生き様の中で変化し続けてきました。
私たちはこの一杯のお茶の中から匂い立つ豊かな香味に心動かされ、
時には活力を得、また時には静寂と安寧に救われてきました。
一杯のお茶の不思議。。。
古人(いにしえびと)も同じように感じていたのでしょうか?
広大な大地での発展に留まることなく、海を越えて
世界の人々をも魅了することになったお茶。
これまでお茶はどんな道筋を歩んできたのでしょうか?
講座では、今ここにあるお茶と古人(いにしえびと)のお茶への思いをつなぎ、時空を越えたお茶の世界を旅してみたいと思います。

講座内容


1
古代のお茶 ~茶は南方の嘉木なり〜
古い文献によると、お茶の起源は中国西南地区にあるとされています。
現在も樹齢1000年以上の古茶樹が発見されており、古代よりこの地域でお茶が飲まれていたという
記録もいくつかみつかっています。いつ誰がお茶を発見し、古代の人々はどのような飲み方をしていたのでしょうか? お茶が本来果たす役割がみえてきます。
2
唐代のお茶 ~仏教と喫茶の普及
お茶が中国全土において本格的に普及しはじめたのは、唐代に入ってからのことです。
全国へ伝播していく背景には、漢代末期から唐代にいたるまでの戦乱の時代にあったようです。
そして、唐代に入ると、新たな信仰思想とともに、お茶の存在価値が高まっていくことになります。
唐代の歴史的背景とともに喫茶が普及していく道筋をみていきます。
3
唐代のお茶 ~茶文化の開花〜
唐代は近代の茶産地とほぼ匹敵するほどの地域でお茶が普及しました。茶葉生産に伴い、銘茶が生まれるのもこの頃で、朝廷に献上する貢茶(献上茶)生産も盛んになり、各地で貢茶院が設置されます。李白や盧仝などの文人たちの詠んだ詩の中でお茶に関する詩も見られるようになりました。茶文化が開花しはじめたのもこの時代です。この時代の代表的な茶園でつくられたお茶を飲みながら、茶聖人 陸羽が未来に求めたお茶の世界をみていきます。
4
宋代のお茶 ~貴族の喫茶文化
「茶は唐代に興り、宋代に盛んになった」宋代は産業が大きく発展し、国力がついたことで、庶民にとっても豊かな暮らしが保証された時代でした。文化においても書・陶芸・詩など黄金時代ともいわれるほど、象徴的な中国文化もこの時代に整いました。茶文化においては唐代の茶文化を引き継ぎつつ、洗練性と独自性が加わった茶文化が発展しました。日本の茶道にもつながるお茶の飲み方も誕生しています。中国と日本のお茶の往来をみていきます。  写真:北宋時代耀州窯(中国老茶具典蔵図鑑より)
5
宋代のお茶 ~庶民の喫茶文化
宋代は茶が上流階級から一般庶民まで広く普及した時代でした。茶が日常茶飯であり、茶館では文人の詩や画とともに四季折々珍しいお茶が出るなど、賑わっていたようです。
庶民ならではのお茶の遊びもでてきます。象徴的な中国文化とともに社交性に富んだコミュニケーションの場に入っていく時代です。宋代の中国文化とともに、中国の人々が最も生き生きとしていた時代を、お茶文化とともにみていきます。   写真:闘茶図(中国茶画より)
6
明代のお茶 ~茶文化のあらたな挑戦
明代は茶文化の大転換時代といえます。元朝(モンゴル)より、ようやく国を取り返した明は、あらためて国づくり政策に力をいれることになります。国策のためにお茶も利用されました。そして、これまで築き上げてきた茶文化も、あらためて見直されることとなり、新たな製法とともに、新しい可能性が生まれることになります。明代の茶文化は、現代の茶文化につながる重要な茶文化転換期といえるでしょう
7
清代のお茶 ~世界へ羽ばたいた茶文化
明代の茶文化の転換期がようやく落ち着き、各地域の特性を活かしたお茶が生まれます。
現代私たちが飲んでいるさまざまな中国茶は、清代になってようやく定着したとも言えます。
最後の王朝「清」は、外交政策に強い時代でした。お茶も政策に利用されることとなります。
アジア近郊の流通にとどまっていたお茶は、海をわたり世界へ勝負していくことになります。そして、そのお茶外交は世界を巻き込むほどの影響を与えました。世界へ羽ばたいた中国茶文化をみていきます。
8
現代のお茶 ~生まれ変わる茶文化
アヘン戦争で敗北してしまった中国は、しばらく混沌とする時代を味わいます。
しかし、その混沌とした時代でさえも、茶の火種は絶えることなく、むしろお茶で国を再興させるきっかけをつかんでいくこととなります。お茶は国の再興のために活用されただけでなく、中華系民族にとって、先人たちがつないできたお茶の記憶が蘇り、さらには新天地、台湾の茶山開拓発展とともに、茶文化が生まれ変わります。豊かな現代茶文化に発展していった経緯と、これからの将来を予測します。
2
唐代のお茶 ~仏教と喫茶の普及
お茶が中国全土において本格的に普及しはじめたのは、唐代に入ってからのことです。
全国へ伝播していく背景には、漢代末期から唐代にいたるまでの戦乱の時代にあったようです。
そして、唐代に入ると、新たな信仰思想とともに、お茶の存在価値が高まっていくことになります。
唐代の歴史的背景とともに喫茶が普及していく道筋をみていきます。

講座日程

  • 第2または第3日曜日 10時〜12時
  • 9月17日  古代のお茶 ~茶は南方の嘉木なり〜
  • 10月15日 唐代のお茶 ~仏教と喫茶の普及
  • 11月12日 唐代のお茶 ~茶文化の開花〜
  • 12月17日   宋代のお茶 〜貴族の喫茶文化
  • 2024年
    1月21日 宋代のお茶 ~庶民の喫茶文化
  • 2月18日 明代のお茶 ~茶文化のあらたな挑戦
  • 3月17日 清代のお茶 ~世界へ羽ばたいた茶文化
  • 4月21日 現代のお茶 ~生まれ変わる茶文化
  • ※お茶会などの都合により日程が変更する場合がございます。
    予めご了承ください。
  • 9月17日  古代のお茶 ~茶は南方の嘉木なり〜

お申込みはこちら

<お届けする教材>
受講生のご自宅までお届けいたします

1
参考資料「中国茶の文化史」 孔 令敬著
講座当日用のテキストの他に、参考資料「中国茶の文化史」を進呈いたします。
2
各年代に関連するお茶 
講座では各時代につながる2種類のお茶を飲みながら学びます。
ご送付予定のお茶⇒雷茶、伏せん茶、天目緑茶、顧渚紫笋、蒙頂甘露、龍井茶、鳳凰単叢、岩茶、正山小種、茉莉花茶など


2
各年代に関連するお茶 
講座では各時代につながる2種類のお茶を飲みながら学びます。
ご送付予定のお茶⇒雷茶、伏せん茶、天目緑茶、顧渚紫笋、蒙頂甘露、龍井茶、鳳凰単叢、岩茶、正山小種、茉莉花茶など


<講座開始までに準備していただくもの>

1
中国茶器一式
講座ではパソコンの前で教材のお茶を一緒にいれていきます。
中国茶一式 茶壺、蓋碗、茶杯、茶海、水盂、茶荷(小皿)、茶通、煮水器(電気ポット)など
※ 抹茶用の茶筅と抹茶茶碗をご用意ください。宋代の講座で、宋代に流行った淹れ方を体験していただきます。
2
テキスト
講座前日までにメールにてお送りいたします。プリントアウトをしてご準備下さい

参考資料 「お茶の文化史」茶の文化史~神話の世界から五感の世界へ~孔令敬
必須ではございません。参考資料としてのご案内となります。ご興味のある方は各自お求めください。

その他
筆記用具

2
テキスト
講座前日までにメールにてお送りいたします。プリントアウトをしてご準備下さい

受講料

90800円
(テキスト、教材茶葉、送料すべて含みます)

【その他の特典】

講座受講中は、受講生特別価格として
茶禅草堂の茶葉を1割引にてご購入いただけます

お客様からのよくある質問

  • Q1. 誰でも受講できますか?  
    ⇒茶禅草堂で学習された方以外の方もご参加いただけますが、講座の内容をより深く理解して いただくために、茶禅草堂中国茶中級レベルを修了者と同等以上の方を対象とさせていただきます。 お問い合わせください
  • Q2.  講座の中でお茶の淹れ方の指導はありますか?
    ⇒講座中は、教材で配布したお茶を受講生みんなで入れていきますが、茶藝などお茶の淹れ方についての指導はありません。
  • Q3. やむを得ず講座に参加できなかった場合、アーカイブなどで視聴できますか?
    ⇒はい、講座をお休みされた場合は、アーカイブでご視聴いただけます。
  • Q4.  歴史が弱いのですがついていけますか?
    ⇒歴史を難しく感じる方でも、ご満足いただける内容です。きっと歴史が面白くなるでしょう。
  • Q5.  この講座はオンラインのみでしょうか?
    ⇒はい、オンラインレッスンのみの開講となります。
  • ご不明なことがありましたら遠慮なくお問い合わせください
  • Q2.  講座の中でお茶の淹れ方の指導はありますか?
    ⇒講座中は、教材で配布したお茶を受講生みんなで入れていきますが、茶藝などお茶の淹れ方についての指導はありません。

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