私たちはなぜ、お茶を求めるのでしょうか?
古(いにしえ)の時代から、飲まれ続けてきたお茶。
天地の恵みをうけた一葉は、人によって命を宿し、
時代時代で人間の生き様の中で変化し続けてきました。
私たちはこの一杯のお茶の中から匂い立つ豊かな香味に心動かされ、
時には活力を得、また時には静寂と安寧に救われてきました。
一杯のお茶の不思議。。。
古人(いにしえびと)も同じように感じていたのでしょうか?
広大な大地での発展に留まることなく、海を越えて
世界の人々をも魅了することになったお茶。
これまでお茶はどんな道筋を歩んできたのでしょうか?
講座では、今ここにあるお茶と古人(いにしえびと)のお茶への思いをつなぎ、時空を越えたお茶の世界を旅してみたいと思います。